慰謝料を請求したいが相手の住所がわからない・・・相手の住所を調べる方法は?
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慰謝料を請求したいが相手の住所がわからない・・・相手の住所を調べる方法は?
配偶者の不貞行為により傷つき、その慰謝料を配偶者の浮気相手に対して請求したいが、相手の住所がわからなくて請求できない…とお困りになる方も少なくないようです。
法的に慰謝料を請求するには基本的に相手の氏名と住所の情報が必要なのです。
では、浮気相手の住所がわからないからといって慰謝料請求を諦めなければいけないのでしょうか?答えは“NO”です。相手の住所がわからないからといって、慰謝料請求を諦める必要はありません。
なぜなら、浮気相手の住所を調べる事は可能だからです。
ここでは、慰謝料請求するために浮気相手の住所を調べる方法について3つ方法をあげて解説していこうと思います。
1.自分で調べる
まず、調べる方法として一番金銭的負担のないもの…と考えると、自ずと思い浮かぶのが自分で調べるという事ではないでしょうか。
配偶者や浮気相手の後をつけて住所を調べる方法やスマホをチェックするなど様々な方法を思いつくと思いますが、素人による尾行は相手に気づかれてしまう事もあり、その行動次第ではストーカーやつきまとい行為として逆に訴えられてしまうこともあります。また、スマホには様々な情報があるためそこから情報を得ようと考える方も多いと思いますが、配偶者のIDとパスワードでLINEへログインしてトーク履歴などを閲覧した場合、不正アクセス禁止法違反になる可能性があり、その場合3年以下の懲役または100万円以下の罰金に処される可能性がありますので注意が必要です。
このように自分で調べる方法はありますが、少し間違った方法で調べてしまうと実は法に抵触する可能性があり、かなりハイリスクな方法ですので決しておすすめできるものではありません。
2.法律の専門家に依頼し調べてもらう
次に、法律の専門家である弁護士、行政書士などに依頼して調べてもらう方法です。
弁護士は『職務上請求』や『弁護士会照会』という制度を利用することが可能です。職務上請求で自治体へ戸籍謄本や住民票などの請求をしたり、弁護士会照会であなたが知っている些細な情報、例えば電話番号やメールアドレス、車のナンバー等から浮気相手の住所を突き止める事ができる可能性があります。
浮気相手の名前しかわからなくても、弁護士会照会にて調べられることもありますが、同姓同名の方が複数いる場合、ハッキリとわからないこともありますので、生年月日や等も情報もあわせてあると良いでしょう。
個人情報の保護意識が高まっている現在、個人的な理由で他人の情報を入手する事は非常に困難となっております。のちに慰謝料請求する事を考えても法律の専門家に依頼する事はとてもよい方法であると言えるでしょう。
ただし、『弁護士照会』はあくまでも弁護士が受任した事件について、トラブルを解決するために各機関へ情報を開示してもらうための制度であり、単に相手の住所を知りたいから弁護士に頼んで調べてもらうなどというような使い方はできません。
弁護士に依頼する際にはトラブルの解決自体を依頼すると考えましょう。
3.実績豊富な探偵に依頼し調べてもらう
身辺調査や住所調査は探偵の専門分野です。尾行のプロでもあり素人があとをつけるよりも圧倒的に相手の情報を掴んでくれる可能性が高いでしょう。手がかりが少なく、名前がわからないような相手でも実績のある有能な探偵であれば様々な技術を駆使して住所まで調べられるかもしれません。相手の情報がほとんどないからと諦めず探偵への調査依頼を検討すると良いでしょう。
また、探偵に住所を調べてもらう際は、慰謝料請求を有利に進めていくためにも、浮気している証拠も併せて入手してもらうと大変効率が良く慰謝料請求がスムーズに進みやすくなりますので依頼時に相談すると良いでしょう。
相手が浮気を認めずはっきりした証拠もなく、仕方なく泣き寝入りしたという例もありますので、慰謝料を請求したい場合浮気の証拠はとても重要です。
浮気相手の住所がわからなくても慰謝料請求ができる方法?
ここまで浮気相手の住所を調べる方法をあげてみましたが、専門家や探偵へ依頼するにはお金がかかり抵抗があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方でも、もし浮気相手の勤務先がわかっているという場合には、相手の勤務先に内容証明郵便を送付するという手段もあります。
ただし、勤務先に送付した場合職場の方にわからないように送る必要があり、これがきちんとできなかった時にあなたが名誉棄損で訴えられてしまう危険もありますので、送付の際にはかなりの注意が必要となります。
まとめ
慰謝料はあなたの受けた精神的損害の賠償となるものであり、貰うべき正当なお金です。現時点で相手の住所がわからなくても請求を諦める必要はありません。しかし、実際に慰謝料を請求するためにはやはり相手の氏名と住所が必要となります。
住所というのは個人情報であり、自分で調べる事はとても困難です。無理をすれば訴えられてしまう可能性も考え、法律の専門家やプロの探偵に依頼する方法が確実かつ安心安全だと言えるでしょう。
また、この時浮気の証拠がそろっていないと思われる場合は慰謝料請求を有利に進めるため併せて証拠となる写真などを探偵に入手してもらうと効率的です。
配偶者の浮気は精神的苦痛がとても大きいですし、人になかなか相談しづらいことでもあるでしょう。証拠集めや裁判でも大きなストレスが溜まるものですが、ARC探偵事務所ではご依頼主の問題、お悩みの解決を一番に考え、調査いたします。
慰謝料を請求するには、確実な証拠が必要です。ARC探偵事務所なら、優秀な調査官が高い調査力を生かし、裁判や調停で有効な証拠集めと報告書作成を行います。
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