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探偵コラム

盗聴されてる?探偵が教える、今すぐできる盗聴器の見つけ方や探し方を解説!

盗聴器が仕掛けられているなんて、普段は誰も考えたりしないでしょう。

でも、見つけ方を知らないせいで、目の前にある盗聴器に気がつかないのかもしれません。

 

巧妙に隠されているために、専門的な探し方でないと見つからない可能性もあります。

仕掛けられた覚えがなくても、家や会社のどこかに潜んでいたりするのが盗聴器の厄介な所です。

 

盗聴器による盗聴行為は近年増加しており、もはや他人事ではありません。

恐ろしい事態に発展する前に、自分でできる盗聴器の探し方や見つけ方を知っておきましょう。

 

盗聴器、自分で探すことは可能?

もし盗聴器が仕掛けられていても、「あれ、これは何だろう?」と自然に気がつくことは滅多にありません。ほとんどのケースでは、盗聴器がバレないよう、巧妙に隠されています。

ですから、その見つけ方を知らないまま、何となく探してみた、という程度では見つかりません。まず、盗聴器が仕掛けられているかもしれないという危機感を持って、しっかりと探す必要があります。

 

そのためには、盗聴器の探し方を知る所から始めましょう。さらに、それが盗聴器だとわかるためには、盗聴器がどんな形をしているのかも知っておく必要があります。

盗聴器の種類によっては、自分で見つけることは可能となります。

 

まさか自分が……盗聴器の被害は拡大中

今住んでいる家に引っ越してきた時から、前に住んでいた人を狙った盗聴器が既に仕掛けられていたという話は、決して珍しいことではありません。ですから、全く自分の身に覚えがなかったとしても、盗聴器を仕掛けられている可能性はあるのです。

また、女性の一人暮らしの部屋にストーカーが侵入して盗聴器を仕掛けたり、元恋人が盗聴器を仕掛けたりするようなことが、自分の身の回りで起こっている可能性もあります。

 

ところで、インターネットがない時代には、盗聴器などは噂話やテレビドラマに出てくるもので、「実物など見たこともない」という人がほとんどでした。どこで手に入るのかも知られていなかったのです。

しかし、今ではネット通販で簡単に買えるようになり、盗聴器を手に入れるハードルがぐんと下がりました。そのため、その被害は拡大しているのです。

 

盗聴器の見つけ方5選をご紹介

盗聴器はさまざまな形をしています。また、機能にも多くの種類があります。そのような盗聴器を探し出すには、何種類かの見つけ方を知って、実際に探してみることが重要です。

 

探し方は以下の5つです。

 

  1. FMラジオを利用する
  2. 見た目で探す
  3. 盗聴器を探すアプリを利用する
  4. 盗聴器発見器を利用する
  5. 業者・探偵に依頼する

 

ただし、ここでご紹介する中には、盗聴器を発見する機能がないにも関わらず、発見できるツールであるかのような誤認を招くものがあります。それについては注意喚起の意味で、あえて取り上げて説明しています。

 

それでは、盗聴器の見つけ方を5つ、それぞれ解説していきましょう。

 

1.FMラジオを利用する

もし、FMラジオを持っているなら、それを使って盗聴器を探索してみましょう。

 

音声を電波で発信する電波式盗聴器の中には、FMラジオに使われる電波と同じ周波数帯(26MHz〜89MHz)の電波を使っているものがあります。そして、その盗聴器が発信する電波はFMラジオで受信できるのです。

 

では、その手順を説明します。まず盗聴器に音を拾わせるため、音楽やテレビなど、音が鳴り続けるもので、音を鳴らします。

もし、盗聴器があるなら、その音を拾ってFMの電波で発信するはずですから、その電波をFMラジオで聞こうというわけです。

FMラジオのチューナーの周波数を、低い所から順に上げていき、家で鳴らしている音がラジオから聞こえてくる場合は、『盗聴器あり』ということになります。

 

ただし、FMの周波数帯を使う盗聴器は少なく、多くのものが他の周波数帯を使用しています。ですから、この探し方で見つかるのは、ごく一部の盗聴器です。

 

2.見た目で探す

目の前に盗聴器があるのに、はっきりと見えているのに、全く気がつかないということがあります。それは、形を偽装したカモフラージュタイプの盗聴器です。

 

日常的な小物に形がそっくりで、それが盗聴器だと言われたら「えっまさか、これが盗聴器?」と驚くことでしょう。パソコン用のマウスや電源タップ、電卓などの形で、本物としても機能するので、それが盗聴器だとは思えません。しかし、逆に言えば、どんなカモフラージュ盗聴器があるのかを知っておけば、見抜くことができるわけです。

 

また、どんな所に盗聴器を隠すのか、その場所を調べることで見つかることもあります。コンセントの中や家具の上や裏側、照明器具の中などは典型的な隠し場所です。知識と目視で見つけるこの探し方は、電波を発信しないタイプ、たとえば録音型盗聴器(ボイスレコーダー)も探し出せます。

どんな盗聴器がどこから見つかるのかは、後ほど詳しく説明いたします。

 

3.盗聴器を探すアプリを利用する

スマホに盗聴器を発見するアプリをインストールすると、そのスマホで盗聴器が発見できるはず……なのですが、現在の所、まともに機能する盗聴器発見アプリは見当たりません。

 

探せばいろいろと紹介されていますが、

  • 盗聴器発見アプリと表記しながら、探し方を説明しているだけのアプリ
  • 実際には盗聴器発見機能を持たないアプリ
  • 開発元が海外なので正常に動作しないアプリ(比較的多い)

といった、実質的に使えないアプリが多く出回っています。

 

また、特定の盗聴器発見器(盗聴器の電波を検知するツール)の操作をスマホで行うためのアプリもあります。そのアプリは一見すると盗聴器発見アプリだと勘違いしてしまうのですが、別売りの盗聴器発見器を保有していることが前提のもので、アプリだけでは機能しません。

 

盗聴器発見器については、次に詳しく解説しています。

 

4.盗聴器発見器を利用する

FMラジオで受信できる電波の周波数は76MHz~95MHzの範囲です。その周波数帯の電波を発信する盗聴器ならFMラジオで検出できます。しかし、その周波数帯の盗聴器は少なく、あまり使われていません。多くが他の周波数帯、たとえばUHF帯の399MHz前後を発信しているのです。

 

そのような盗聴器には、盗聴器を発見するための機器、「盗聴器発見器」が必要になります。受信できる電波はFM帯の周波数に限らず、もっと広い範囲の周波数帯を受信・感知できるものです。

盗聴器発見器は、感知できる周波数帯の広さが機種によってさまざまで、盗聴器が拾った音声が聞けるタイプと、アラームやランプで電波の検知を知らせるタイプがあります。そして、よく使われている一般的な盗聴器なら、ほとんど検知できるでしょう。

しかし、もちろん購入費用がかかることと、本物の盗聴器発見器ではない偽物を購入してしまうというリスクがあります。

 

5.業者・探偵に依頼する

盗聴器発見器を使用して自分で調査した場合、よく使われているタイプの盗聴器を見つけ出すことが可能ですが、全ての盗聴器を見つけることはできません。盗聴器発見器は万能ではないのです。

そこで、本格的な盗聴器探索調査を求めるなら、盗聴器探索発見サービスを行う事業者に依頼するとよいでしょう。

 

盗聴器被害の拡大に伴って、盗聴器探索発見サービスを行う業者も増えています。ホームセキュリティ事業の一環として盗聴器探索を行っていたり、探偵が行うさまざまな調査の内の一つに盗聴器調査あったり、盗聴盗撮調査専門の業者だったりと、選択肢も広がっています。

探偵による盗聴器調査なら、盗聴器発見後、ストーカー被害として調査を続けることもできます。「誰が仕掛けたのか」まではっきりさせるには、探偵への依頼がおすすめです。

どんな盗聴器がどこから見つかるのか?

盗聴器にはさまざまなタイプがあります。したがって、隠し場所も多種多様です。

盗聴器発見を請け負っているプロならば、どんな所にどのような盗聴器が仕掛けられているのか、経験上よく知っています。そのような知識が役立って、手早くスムーズに探し出せているわけです。

 

しかし、盗聴器がどんなものなのか知らない場合には、目の前にあっても、それが盗聴器だとはなかなか気がつきません。

どんな場所にどのような盗聴器が仕掛けられているのかをご紹介いたします。

 

コンセント

コンセントの中がどうなっているのか、覗き見た経験はあるでしょうか。おそらく、ほとんどの人が「一度も見たことがない」と答えるでしょう。一般的に、コンセントの内部がどうなっているのか興味もない上に、どうすれば内部が見えるのかも知りません。

 

しかし、盗聴器を仕掛ける場所として、そのコンセント内部がよく選ばれるのです。しかも、盗聴器を働かせるための電力をコンセントから取っているため、故障するまで盗聴し続けます。さらに、ほとんどの人がコンセント内部を見たりしないので、盗聴器調査をしない限り永久に気がつきません。

その盗聴器の形状は、長方形の小さな箱型で、コンセントカバーの内側に貼り付けられたりぶら下げられています。そこから、電源を取るための配線が出ています。

 

形状偽装、カモフラージュタイプ

延長コードとしてもよく使われる3口の電源タップが、全く同じ形状と機能をもつ盗聴器にすり替えられていたとして、それを怪しいと思う人はほとんどいないでしょう。

近年被害が増えているのは、このような「形状偽装・カモフラージュタイプ」の盗聴器です。その特徴は、見かけの偽装だけではなく「通常の製品と同様に使用できる」という点です。

 

3口電源タップ型は典型的な例ですが、他にもさまざまな形状のものがあります。たとえば、スマホの充電器型や、LANケーブル、置時計に偽装したものもあります。

一度も中身を開けたことがないのに、こじ開けたような形跡があったり、機能に対してやけに重量がある小型の電化製品などは怪しいです。ドライバーを使って中を見ると、小さな箱型や基板剥き出しの盗聴器が見つかるでしょう。

 

電話回線用

固定電話を盗聴するのは犯罪です。有線電気通信法違反に問われ「2年以下の懲役、または50万円以下の罰金」が科せられます。しかし、電話用の盗聴器は存在するのです。

建物に引き込まれた電話回線は、モジュラージャックという形で室内の壁面に設置されています。そのモジュラージャックにそっくりの盗聴器が販売されているのです。

 

設置場所として、電話機を接続するケーブルに継ぎ足される形で仕掛けられているケースや、壁面に設置されたモジュラージャックが実は盗聴器だったというケースがあります。また、このような電話機周りのケーブルやモジュラージャックを注意深く見ている人は少ないため、ほとんど警戒されることがなく発見されにくいでしょう。

 

しかし、これが仕掛けられると電話の通話音声が盗聴されます。そして、動作に必要な電力は電話回線から取得しており、電池切れで停止することがありません。

 

エアコンなどの家電内部

電池式の盗聴器は、その電池が切れた時点で動作しなくなります。しかし、電源コンセント周りに設置する盗聴器なら、それを電源とすることで電池が不要になります。それで、電源の延長コードや3口タップに偽装したものが、よく使われるわけです。

 

しかし、形状をカモフラージュしているとはいえ、知識がある人なら見破ってしまう可能性があります。そこで、コンセントの中や家電製品の中など、中に隠せる上に電源も取れる場所が選ばれるのです。

たとえば、エアコンなどは年中コンセントを入れたままにしていることが多く、盗聴器を隠すには丁度よいでしょう。また、照明器具も電源を取りやすいため、その中に隠されていることがあります。

 

ぬいぐるみなどの内部

電池で作動するタイプの盗聴器は、稼働時間が長くとも400時間前後と限られてしまいますが、電源のない場所に仕掛けることが可能です。また、電池が切れた後は電波を発信しないので、電波を探索する方法では見つからなくなってしまいます。

 

その隠し場所の代表的なものが、ぬいぐるみの中です。ぬいぐるみなら、縫い目を解いて中に盗聴器を入れ、再びきれいに縫っておけば、元通りの姿に戻せるわけです。

留守中に部屋に忍び込まれ、枕元においてあるぬいぐるみに盗聴器を仕掛けられたら、きっと気づくことはないでしょう。

また、男性から女性へのプレゼントとして比較的自然なものであるという点も盗聴器の隠し場所として選ばれる理由です。

 

スマホに「盗聴アプリ」が仕掛けられている場合も

近年、スマホを落としたことで一人の女性の生活が崩壊していくさまを描いた映画も公開されたことで、スマホによって監視・盗聴されることの危険性を多くの方が初めて知ったかもしれません。

スマホが生活に定着した現代では、盗聴器という独立した機械を仕掛けるのではなく、スマホの機能をアプリを介して利用し盗聴するという事例もあるのです。

 

盗聴アプリは、一見別の機能のアプリに見えます。例えば、「スマホのディスプレイを共有して同じ動画を見るアプリ」といったものです。

他者からの遠隔操作を一度でも許可してしまうと、そのアプリを入れている限り、あなたのスマホが盗聴器になり、プライベートが筒抜けになってしまうのです。

一度だけ利用するアプリは使用後すぐにアンインストールをしたり、入れっぱなしで放置しているアプリが無いかを確認するようにしましょう。

 

人からもらったもの・置いていったものは要注意

もし、知っている人物の家に盗聴器を仕掛けるとしたら、留守の間に侵入して3口電源タップ型の盗聴器をコンセントに挿しておくでしょうか。考えてみると、侵入する段階で誰かに見つかった時、大変なことになりそうです。実際に住居侵入罪に該当します。

 

一番安全なのは、盗聴器を内部に仕掛けたものをプレゼントすることです。それだと何の罪にもなりません。何かの理由でターゲットの家を訪ねた際に、プレゼントとして置いて帰ればよいだけです。また、相手に手渡すか、宅急便で送ってもよいわけです。

 

つまり、立場を逆にして考えれば、「他人からもらったプレゼントには要注意」ということになります。

探偵に盗聴器調査をしてもらったら、親しい異性の友人からもらった電化製品が盗聴器になっていて何年も盗聴されていた……という恐ろしい事実が発覚するかもしれません。

 

「盗聴器があるかも?」と警察に相談するのは困難

完全にプライベートな空間である家の中の出来事は、本来、他人は何も知らないはずです。それにもかかわらず、見ず知らずの他人が奇妙なほど詳しく知っていたら、これほど気持ち悪いものはありません。「ストーカーか?」または「盗聴されている?」といったさまざまな疑念と不安が募ることでしょう。

 

そこで、警察にそのことを訴えたらどうでしょうか。残念ながら、まだ何も事件性が高い出来事は起こっておらず、「盗聴器があるかも……」というだけでは警察は動いてくれません。

 

探偵なら盗聴器の発見から犯人の調査まで可能

盗聴器は、ただ単にそこにあるだけでなく、誰かが何らかの目的を持って、そこに仕掛けたものです。そして、誰の何の目的かが全くわからないので、余計に気味が悪く不安が増すことでしょう。

警察から見て事件性はなくとも、何か不穏なことが起こっているかもしれないと心配です。もしそうならば、単に盗聴器を発見し、取り除いただけでは安心できません。誰が何の目的で盗聴器を仕掛けたのか、今後は問題ないのか、そこまでクリアになってこそ安心できます。

 

そのような時、盗聴器発見サービスだけをやっている業者ではなく、探偵に依頼するとよいでしょう。探偵ならば盗聴器発見だけでなく、さらに調査を進めて仕掛けた人物を見つけ出すことも期待できます。

 

盗聴器のお悩みは、すぐプロの探偵に相談! 

盗聴器が仕掛けられる理由は、

 

  • ストーカーなど他人の身勝手な欲望
  • 夫婦や同棲している恋人の監視目的
  • 親戚や兄弟姉妹間のトラブル
  • 嫌がらせ目的

 

など、多岐にわたります。しかし、はっきりとした事件性がない限り、警察は動いてくれません。

しかも、現在の日本の法律では盗聴行為そのものは犯罪に当たりません。ですから、盗聴されているだけでは、警察が捜査するような事件にならないのです。そのため、単に盗聴だけが問題ではなく、刑法やストーカー規制法や迷惑防止条例、有線電気通信法などに抵触することを示す証拠が必要となります。

 

そこで、まず探偵に調査を依頼しましょう。盗聴器が仕掛けられている事実や、盗聴していた人物とその目的、どのような方法で盗聴器を仕掛けたのか、このようなことが明らかになれば、事件性がはっきりとしてきます。その上で警察に被害届を出すとよいでしょう。

 

ARC探偵事務所なら盗聴器調査も可能!

盗聴や盗撮は、プライバシーや重要な個人情報、平穏な生活を脅かすものです。ARC探偵事務所では暮らしの安全のため、盗聴器調査を行っております。

 

住んでいる物件にもともと盗聴器があった事例、盗聴が趣味の盗聴マニアによる被害など、盗聴器の被害は人間関係上のトラブルだけではありません。全く身に覚えのないケースも多いのです。

 

また、ストーカー被害に合ったことがある、留守中に誰かが侵入した形跡があるなど、何らかの兆候から調査をしてみると盗聴器が見つかる場合もあります。もし気になることがあれば、問題が大きくなる前にARC探偵事務所にご相談ください。

 

まとめ

盗聴器の見つけ方には、いくつかの方法があります。

 

  • FMラジオを使って、FM電波を発信する盗聴器を探す方法
  • 盗聴器の形状をよく知って、目視で探す方法
  • 盗聴器発見器を使用する方法

 

これらは、自分で探す方法として実践してみる価値はあります。しかし、全ての盗聴器を発見できる探し方とは言えません。しっかりと探すなら業者や探偵に依頼するとよいでしょう。

 

また、盗聴器はコンセント周りや家電製品の内部に仕掛けられたり、ぬいぐるみなどのプレゼントに仕込まれていたりします。そして、形状はさまざまで、充電器型や電源タップ型など、本物にしか見えないほど上手く偽装しているものがあるので要注意です。

 

さらに、盗聴器さえ発見できれば全て解決するとは限りません。仕掛けた人物や目的などを含めた総合的な解決をはかるなら、探偵に盗聴器調査を依頼するとよいでしょう。

 

盗聴器調査なら、ARC探偵事務所にお任せください。

優秀な調査員による盗聴器の発見からストーカー調査まで、安全に調査を実施いたします。

もしかしたら?という疑惑がある方は、お気軽にARC探偵事務所までご相談ください。

 

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