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会社経費を横領する職員の行動調査(東京都渋谷区)

企業にとって必要なこと言えば、利益を追及するという事は大切なことであり、そのためには多くの人を雇用しながら、多くの仕事量をこなすことで最終的には利益が上がっていくという事になるのでしょう・・・となると出てくる問題と言えば雇用に関系する問題という事ではありますが、雇用関連となるとリスクを回避することはもちろんですが、ある程度の勤怠管理が必要となるのではないでしょうか?雇用する人物の持ち合わせた性格によっては、勤怠管理の間をすり抜けて会社の経費をごまかして利用したり、中には横領したりする人物も少なくありません。そういった人物が出てくることによって企業にもたらす不利益というのはどんどん大きくなるのです。ARC探偵事務所において調査した法人依頼調査をご紹介します。

調査事例(東京都渋谷区)

会社経費を横領する男の行動調査(法人依頼)

相談者

東京都渋谷区所在 食品関連企業

東京都渋谷区内所在の同法人にて取締役

調査対象者

東京都江戸川区在住 54歳 男性

東京都渋谷区内所在の相談者法人において営業担当者として勤務

依頼者からの相談

法人が調査依頼者となるような調査項目になる事柄というと、例えば「社内における不正行為」「社外への情報漏洩」「情報も持ち出すための準備」等々はもちろんの事社内の風紀を乱すような事柄でもある、社内不倫や取引先の人物のとの浮気までも含むという、一個人が依頼者であるときよりも、その依頼内容というのは「犯罪性の高い」という事柄であることが多くあるのですね。

 

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現状の把握(調査対象者について)

本件の調査対象者は、年齢で言えば50歳代半ばという事もあって、社内ではすでに中堅以上職員なのかと思いきや、実は、同食品関連企業に勤め始めてから3年と、転職してからはそんなに年数が経過していないとのことであった。そういった中で、なぜ法人が調査依頼に乗り出すのか?とも思い、現状等についてよく確認してみると、対象者となる男性は

  • 取引先との癒着
  • 社内における金銭的なトラブル
  • カラ出張の経費計上
  • 横領

等々、既に刑事事件にもできそうな事案が数多くあるほどの状態となっているとのことで、一方的にクビに出来る材料準備してから、本人と話し合い最終的には自主退社へ促して行ければというのが、本件依頼者の意向だったのですね。

なぜ事件が発覚?

事件が発覚したのは、簡単な話であり、事の始まりは社内で浮気をしている事が判明したのです。社内不倫をしていた相手の女性が、本件対象者と別れる時に精神的な病に掛かってしまい、働くことが出来なくなったのがきっかけだったようで、その時に過去に同じように本件対象者と関係を持ったことが原因で精神的な病に掛かってしまったほかの社員を見ていた女性職員らからの通報でひとまず、社内不倫について発覚したとのこと

社内不倫の浮気相手からの告発

当然、法人としては事案の概要を確認するため、当該女性職員から不倫の事実等について話を聞く機会を設けたところ、その女性職員から、本件対象者の社内における不正行為の数々の告発を受けることになったのですね。

重大なコンプライアンス違反

  • 取引先との癒着
  • 社内における金銭トラブル
  • カラ出張の経費計上
  • 横領

等々のコンプライアンス違反が発覚したとのことで、どの角度から調査を行い、事実の解明をしていくのがいいのか?となると、やはり探偵事務所の観点としては、「カラ出張の経費計上」「横領」についてその事実を確認するのが、事案解明の入り口としてはいいのではないかという事に

 

カラ出張の経費計上の手口

カラ出張の経費計上の手口という事ですが、実際の話社内の体制にも多少の問題がある事はもちろんなのですが、女性職員の告発によれば、食品関連会社の営業職員であるのはもちろんですが、取引先との間に起きてしまったトラブルについて、その対処を対象者がすべた担当していたという事なのです。

 

苦情処理

東京都渋谷区内の会社に勤めていながらも、愛知県内で同食品会社の物に関連する苦情やトラブルが起きれば、その日うちに飛んで愛知県に行き、一般家庭や取引先への謝罪やトラブルの後処理をして戻ってくるというのが仕事だったのですね。

本人は、そのシステムをうまく利用していたとのことで、対象者が旅行に行きたい場所かつ同社において取引のある地方を限定として定期的に苦情処理、トラブル処理を理由として出張という扱いで1泊2日や2泊3日で各地方に旅行に行っていたいう事なのです。

そういった話が出たことから、社内において苦情関連を調べると2年ほど前から、それまでは2か月に一度くらいのトラブル件数であったのに、それが1か月に1~2件と苦情の数が増えている事を確認できたとのことだったのです。

 

どのタイミングでカラ出張

告発した女性職員の話によれば、旅行に行くときもあれば、旅行にはいかずに、旅費だけをもらいそのまま自宅に帰る事も多かったようですが、その傾向としては、前日に苦情処理の申し立てをしてから、朝出社し、その後出張と偽り会社外へ移動、サウナや喫茶店過ごして東京都江戸川区内の自宅に帰宅したり、目的地まで旅行に行くという事があるようだったのです。

 

 

営業職員に対する行動調査の計画

全ての事案に関して話を聞いた内容を基に、調査計画を行った結果、本件対象者は基本的には、朝必ず会社に出社をすることが多いので、自宅ではなく、勤務先に出勤してくる午前8時30分頃から、自宅に帰るであろう午後8時30分ころまでの間にその行動を逐一調査することを計画するとともに、カラ出張については前日に本人より申し立てがあるとのことなので、カラ出張の情報が入り次第翌日の出張に向けて体制を整え、営業職員の不正について調査を行う計画にして、本件対象者が実際に不正を行うかどうか、また、告発されているもののほかに何かコンプライアンス違反となる物はないのか?についてその真意を確認する。

 

行動調査の時間

平日 1日 12時間程度の調査

行動調査の期間

1週間(5日間)の調査

※平日のみ

 

本件対象者は社内不正を行うくらいではあるが、周囲がなかなか気が付かないほど仕事熱心な一面も持っているとのことではあるが、休日に仕事をするような傾向には無いとのことであったので平日のみの調査を実施となった。

 

行動調査の開始

月曜日から調査を開始、予定通り出勤すると社内からは午前10時頃には移動を開始するのを確認した。

確かに仕事熱心と周囲が勘違いするほどに、定期的に取引先を訪問しては新商品を売り込んだり人間関係を構築していたりとしているのを確認が出来たが、その分要領よく休んでいるのも目に付く状態にすべてを撮影し証拠として保存

サウナ-のようで

2日に一度は、勤務先の東京都渋谷区内から離れた台東区内や江東区内のサウナを午前中のうちから訪れている状況を確認、数時間にわたり勤務中にサウナを楽しんだ後に、夕方になると東京都渋谷区内の会社に戻り日報を行ってから退社するのを確認した。

この中で特に大きな不正というのは目につかなかったであるが、1点だけ、江東区内に一目散に訪れた時に、30歳くらいの女性と待ち合わせをしてランチをしてから会社に戻るというのを一度確認したのです。きっと今現在の浮気相手女性ではないかという判断で、後日その女性に会ってくれることを願ってさらに調査を行うことに

 

苦情処理の申請が!

その日の帰り際、対象者から会社に対して明日富山県内に苦情処理に向かうとのことで申請があったという情報を入手、体制を整え明日に備えることに、出張当日いつもと同じように出社してくる本件対象者を予定通り勤務先で捕捉し出張に備えることに、午前10時前には会社を後に出てきたのでそのまま尾行をすると、東京都渋谷区内にあるアダルトグッズ店に入るのを確認、対象者は同店舗でアダルトグッズを購入して電車で富山県ではなく江東区に移動をするではありませんか、江東区内に到着すると、なんと先日ランチをしていた女性と合流し、そのままコンビニで「お酒」「ごはん」「つまみ」を購入してラブホテルの中へ消えていったのです。

 

夜までラブホテルに

午後6時過ぎになり、ラブホテルのサービスタイムが終わると対象者は浮気相手女性とラブホテルから出てくるのを確認、もちろん富山県に歯向かっていないのでこの時点でカラ出張が成立したのです。そのまま同人を尾行していくと、結局は富山県には行くことなく東京都江戸川区内の自宅帰宅するところまでを確認することができた。

調査報告書は調査実施時に撮影された、写真や動画を抜粋したものを時系列で作成して依頼者に直接手渡す形式となるのです。原則調査が終了してから10日間程度でお渡しすることが可能となります。

本件では、対象者が出張と嘘の申請を会社に行い、浮気相手女性とラブホテルに出入りすることろや、食事をするところ等々を確認の後に、更にもう一度カラ出張について調査を行った状態をすべて報告書にしました。

 

損害賠償請求と本人との話し合い

ARC探偵事務所において作成した、調査報告書とともに顧問弁護士にて該当職員との面談を行った結果、本人はすべてを認めた自主退社する報告へと、さらには、今まで社内からの横領した金銭についても返還するとのことでした。

結果的には、法人は刑事事件にすることなく本人との間で争うことなく示談という形になったという事です。

 

調査費用について

今回計画された調査費用についてはARC探偵事務所渋谷本部の料金表にて計算すると

調査時間 平日 1日12時間 × 調査期間5日間 = 60時間の調査

調査員1名あたり

1時間 ¥8,500- × 60時間 = ¥510,000-(税別)

の調査費用となりました。

ARC探偵事務所では、多くの皆さんの浮気・不倫を含む生活の悩みを少しでも多く解決に導くために、熟練の相談員が皆さんのお悩みや現状について細部まで伺ったうえで、いち早く解決人導けるよにサポートする体制を整えております。

お悩みの解決には相談することが一番大切で大きなだ一歩なのです。一人で悩まずに小さな悩みでもすぐにARC探偵事務所のご相談ください。相談見積もりはすべて無料!いつでもご連絡ください

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