真実を子供に伝えるべき?パートナーの浮気で離婚を決断 〜子に与える影は〜
目次
あなたは真実を子供に伝える!?パートナーが浮気して離婚を決断 〜子供に与える影響とは〜
パートナーが浮気をして離婚をした場合、子供に伝えるべきなのか。それとも伝えずにいるべきなのかと悩む方は多いのではないでしょうか?
伝えることで子供が傷ついてしまうかもしれないという思いからなかなか決断できないこともあると思います。
そこで今回は、離婚の真実を子供に伝えることで与える影響や伝えるときのポイントについて詳しくお話していきます。
離婚が子供に与える影響
パートナーの浮気によって離婚を決断する人にとっては、浮気や離婚が子供にどんな影響があるのか気になる人は多いと思います。
ここからは、実際に離婚することで子供に与える影響について詳しくご紹介していきます。少しでも子供の影響を減らせるようにぜひ参考にしていただければと思います。
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成績の低下
離婚は子供にとっては『両親から捨てられてしまうにではないか』といった不安を感じます。人は大きな不安や悩みを抱えていると集中力も大きく低下していきます。そのため将来的に学業の成績が低下していくことがあります。
また、それだけではなく成人後の社会的地位も低下する可能性もあるのです。ちょうど子供が受験する時期であれば時期をズラしてみるなどの対応がオススメです。
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精神的なトラブルが増える
親が離婚することによって、子供の中には精神的問題を抱えてしまう人もいます。
家族が離れてしまうことに不安を感じてしまい、人間不信になります。そして周囲に対しても心を閉ざしてしまうこともあります。段々と落ち着いてくる人もいますが、ずっと精神的に問題を抱える人もいるのです。
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将来の離婚率が高くなる
実は、離婚した両親をもつ子供が将来結婚した場合の離婚率が高くなるのです。
子供は、価値観や生き方など両親からの影響を強く受けています。これは、本人が望んでいなくても影響を受けるのです。
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愛着を失う
親が浮気した事実を、親から捨てられてしまったと捉える子供もいます。そうなると子供は、親の愛情を素直に感じることができなかったり、もう一方の親にいつか捨てられてしまうのではないかと常に不安を感じたりする可能性があります。また、子供は普段両親や兄弟姉妹など様々な愛情によって成長していきます。しかし、離婚することによって愛情に疑問を持ち始める子供もいますし、もう一方の親がいなくなるかもしれないという恐怖を感じていることも多いです。
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年代別の影響
0歳〜2歳まで
離婚をするならば、子供の記憶がない小さいときの方いいのかなと考えている方も多くいらっしゃると思います。しかし、お母さんの愛情が充分でない場合、不安定な状態が続いてしまうことが多いのです。例えば、仕事で外にいる時間が増えて、子供といる時間が減ってしまうといったケースです。
忙しく、大変だとは思いますがなるべく子供との時間を作ってあげるといいでしょう。
3歳〜幼稚園児
小学校入学前くらいの歳になってくると次第に、自分と他人を比較していくようになるので、他の子はお父さんがいるのになんで自分にはいないのだろう…。と疑問に思うようになるのです。このときに変な嘘をつくことで子供が傷ついてしまうこともありますので気をつける必要があります。また、この歳の子供は自分を責めやすい傾向にあるので注意が必要です。
小学生〜高校生
青年期と言われるこの時期では、大きく2パターンに別れていきます。
1つ目は、両親の離婚が子供を苦しめてしまう場合です。
離婚によって起こる様々な変化についていくことができず悩んでしまったり、経済的に仕事で外にでることが増えるので感情をどこにぶつけていいか分からなくなってしまったりと、精神的にも不安定になりやすくなってくるのです。
2つ目は、意外にも受け入れてくれる場合です。
もちろん、受け入れてくれる子供でも離婚によって起こる変化で苦痛を感じていることが多いです。ただ、心を許せる友人がいれば心が安らぐ場合もあるのです。
離婚の真実、伝えるか隠すか
ここまでは離婚が与える子供の影響について詳しくお話してきました。
離婚することで子供に与える影響を踏まえた上で次は離婚の真実を子供に伝えるのかということが大切になってきますね。離婚の真実を伝えると決断した人の理由と隠すことを決断した人に理由をご紹介していきます。
離婚の真実を隠す理由
離婚について子供に話すのはとっても勇気がいることだと思います。子供には隠すと決断した人はなぜ隠すのでしょうか?詳しくお伝えしていきます。
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子供がかわいそうだから
離婚の真実を伝えることで、間違いなく子供はショックを受けます。子供は、両親と仲良く暮らせることが何よりも幸せなのです。しかし、今まで一緒に暮らしていた家族が別々になってしまう上に、別々になる理由が浮気と分かったら子供にとっては尚更受ける傷が大きいでしょう。こういった事実を話すことで子供が傷ついてしまうのはかわいそうだと思う方は多いようです。
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まだ理解できる年齢ではないから
中には、まだ子供が小さくお話しても理解することが難しい子供もいます。
もう少し、理解できる年齢になってから、徐々に話をする方もいらっしゃいます。
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子供が自分のせいだと悲しんでしまいそうだから
離婚の真実を話すことで、自分のせいで離婚してしまったのだと誤解してしまう子供もいらっしゃいます。
子供の年齢や性格にもよりますが、『自分なんていなければよかったのかな』『自分はダメな子だから別々になっちゃった』『全部自分が悪いのかな』というように、自分自身をせめてしまう可能性があるのです。このような状態になると自己否定で子供自身を苦しめてしまうのです。こういったことを考えて離婚の真実を隠す決断をした人も多いです。
離婚の真実を伝える理由
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子供が勘付いているから
子供の年齢や性格にもよりとは思いますが、中にはなんとなく離婚の真実を勘付いている子供も少なくはありません。
子供は勘付いているのに、変な嘘をついたらどうでしょうか?『どうしていってくれないのかな』とあなたに対しても不信感を抱いてしまう可能性があります。子供との関係もギクシャクしてしまうので正直に離婚の真実を伝える人もいらっしゃいます。
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信頼を失いたくないから
仮に、真実を隠し続けていても子供が真実を知ってしまう可能性もあります。あとからその事実を知ったとき子供が受けるショックはかなり大きいものでしょう。子供に対して嘘をつき続け、更に子供から信頼を失うこと辛いことであると思います。だったら最初から正直にちゃんと話をしようと決断するは少なくないのです。
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いつかわかることだから
子供が成長していくにつれて、離婚の真実を理解することができるようになります。隠していてもどうせいずれわかることなので、話をしてもいいかなと決断する人も多いのです。
離婚の真実を伝えるポイント
では、実際に離婚することを子供に伝えるときはどんなことに気をつけて話をしていけばいいのでしょうか?ここでは、いくつかご紹介していきます。
『あなたのせいではない!』
先ほどもお伝えした通り、中には離婚が自分のせいであると誤解してしまい苦しんでしまう子供も少なくはありません。
離婚の真実を子供に伝えると同時に
『あなたのせいではない!』『あなたは何も悪くないよ!』などと子供を安心させてあげる必要があります。
『離婚しても変わらず大好きだからね!』
子供の中には、いつか自分は見捨てられて1人になっちゃう。本当は自分のこと邪魔だと思っているのかな。と不安を抱えている子供もいます。
離婚の話をする時に、子供が不安を抱えないように安心できる言葉をかけてあげると、誤解して不安を抱えることを防ぐことができます。
『悪口にしない』
よくありがちなのが、離婚の真実を話す時にパートナーの悪口をいってしまうことです。
子供にとっては、大切な両親です。あまりにも悪くいってしまうことで憎みながら生きていくことになり、子供を苦しめてしまう可能性があります。子供のことも考え、離婚したパートナーの悪口を子供に伝えることはやめましょう。
まとめ
今回は離婚が子供に与える影響や、離婚の真実を子供に伝えるときのポイントについてお伝えしてきました。
子供の年齢や性格によってどう伝えるか、いつ頃話すのかを考える必要があります。自分が悪いのだ、自分なんかいなければ、と自分を責めてしまう子供もいます。なので、子供に伝えるときのポイントとしては、あなたのせいではないということ、子供が安心できる言葉をかけてあげることが大事になってきます。そして、ついついパートナーのことを悪く言いすぎないように気をつけましょう。
伝え方はとても難しいとは思いますが、相手のことをしっかりと考えて伝えていくことを意識するといいでしょう。
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